最近ボーカルブースを作ったので、主戦力のSONYのMDR-7506(青い線のやつ)にはブース用になってもらい新しいヘッドホンを買おうと、定番と噂さされるAKG k240studioを購入しました!
モニターの定番と言われるものでこの価格。
現在(2021/08)サウンドハウスで¥6180(税込み)とのこと。
モニターの定番ってこんなに安いものもあるんですね。
ソニーのMDRとか誰もが知るモニターヘッドフォンは1万円を超えますから、その半分くらいで買えると思うととってもお安いです。
低価格でDAW環境を考える方の選択肢に入ってくるヘッドフォンですが、その使用感を正直に
レビューします!
このヘッドフォンの長所は「とにかく軽い!」こと
ルックスはGOOD!
AKG特有のヘッドバンド部のデザインがすごく好み。
装着感は側圧控えめで疲れなそうな感じです。
開放型はどれも圧がきつくなくていいですね。
他にもゼンハイザーの569とか使ってますが、これも装着感がいい。
そして一番の特徴は「めちゃくちゃ軽い」ことです。
ヘッドフォンで作業するうえで避けられないのが「長時間使用での疲労」です。
特に僕のような眼鏡をかけている人はつるが食い込んでいたかったり、耳の形によっては耳が押しつぶされていたくなったりします。
密閉型のモニターヘッドフォンはどれもある程度重く、側圧も強く、長時間使えるか?って聞かれると「できれば嫌だ」って答えます(笑)
ソニーのMDRなどは比較的軽量だと思います。しかしとにかく側圧が強いです。
側圧が強いことは悪ではありません。音漏れをさせないためには必要なものです。
ただ長時間つけていると疲労がすさまじいです。
それらと比較するとこのAKGのk240は長時間の装着でもかなり快適なヘッドフォンだと思います。
側圧も控えめ、ヘッドフォン自体も軽量、素晴らしいですね!
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モニターとしての音は好みじゃありませんでした・・・
そして肝心の音に参りましょう。
正直いうとこれでモニターは結構勇気いるなあと思いました。
聴き疲れない音はしています。
けれど作業にはちょっと。。
音はマイルドで、ミッドの温かさがある、ともいえるかもしれませんが、輪郭がぼやっとしています。解放型ゆえの音の広がりと合わさってぼやっと感が増している印象です。
ただ、僕が普段モニターしてる音って少しハイがたっているキリっとぱきっとしたサウンドが多いのでそのギャップのせいかもしれません。
僕が現在愛用しているモニターはこちら
逆に考えれば、音の広がりの感じなどはこっちのほうが実はナチュラルといえるのかもしれませんね。
もしも僕が普段からもっとマイルドなサウンドでモニターをしていたなら
音の広がりはナチュラル、それでいて聞き疲れないマイルドなサウンド。
という評価をしたかもしれませんが、今回は相性が悪かったようです。
そして購入からあまり使わないまま2週間ほどエイジングして聞いても、大きくは変わらないです。
僕は今回このヘッドフォンをモニターにするのは見送りです・・・涙
sonyやyamahaのようなキャラクターの違うヘッドフォンからの移行には違和感を伴うかもしれませんね。
楽器の練習やリスニング、ゲームなどに!
聴き疲れしないし、つけていて疲れない!これは素晴らしいことです。
今では電子ピアノの練習や演奏時に使うヘッドフォンとして活躍しています。
本当に軽くてつけていて疲れないので!
このヘッドフォンは開放型なので音漏れがすさまじいので外でのリスニングには使えませんが、家でのリスニングにも最適です。
【開放型ヘッドフォンの特徴】
密閉型ヘッドフォンに比べ音の広がりを感じられるの特徴ですが
バッチリ音漏れがするヘッドフォンです。
この音漏れ、マイクが結構拾ってしまうので録音の時に使いたい人は注意してくださいね。
そういった場面ではまず使えません。
しかし、音漏れがする分、外からの音もよく聞こえるので、音楽を聴きながらもインターフォンにも気づけるし、アラームなどもばっちり気づけます。
日常生活でのリスニングでスピーカーからの再生が難しい方、スマホのスピーカーの音が得意じゃない方(僕もスマホで再生される音楽の音が得意ではありません・・・)
あとゲームとかにもいいと思います!長時間ゲームをされる方には特に!
開放型は蒸れも少ないです!
まとめ
- とにかく軽い!疲れない!そこがすごい!!
- 音は相性、好き嫌いが分かれそう。
- 個人的にはモニターとかじゃなく家でのリスニング用に欲しい方にもオススメ。むしろ楽器の練習やリスニングにお勧め。
音めっちゃ丸い!!マイルド!けど言い方を変えれば・・・ぼやっとしてる。