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DTMデスクのDIY!1万円台でシンプルに簡単に作りました!ビス止めだけ!

みんな大好きDTMデスクのDIYです。

理想の机ってみんな思い描くんだけどぶっちゃけ市販品高すぎません

しかも理想と微妙に違う仕様だったりすること多すぎません?

と、いつも思っていました。

この度引っ越しをしたので良い機会と思い、DTMデスクをDIYしました

それがこちら。

シンプル・イズ・ベスト!!

僕は家に転がっていた木材を使ったので実際に使ったお金は3000円くらいですが、

実際に1から買って作ると13000円前後になるんじゃないかなあと思います。

可能な限りシンプルに、簡単に作りましたので、DIYなんてやったことないよ!って方でも簡単に作れると思います。

なんせ今回、基本ビスで止めるだけですから!!

その後いくつか改善を加えました!↓

今回の材料

今回の材料はこちらです。

材料名サイズ数量単価値段
杉柱90×90×30001本1180円1180円
野縁松材30×40×1985 6本1束1束1080円1080円
2×4材38×89×18203本398円1194円
針葉樹合板24×910×18201枚2380円2380円
水性ウレタンニス床用0.7L1袋2880円2880円
刷毛好きなサイズ。広いと楽1個198円198円
バケツ1個198円198円
ビス 38mm中袋50本入り1袋288円288円
ビス 65mm中袋50本入り1袋288円288円
木工ボンド500g1本448円448円
空研ぎ紙やすり#2402枚80円160円
耐水紙やすり#4001枚69円69円
折金 厚め45mm6個58円348円
T字平金 薄め90mm2個82円164円
T字平金 厚め150mm4個318円1272円
2×4材用 T字2個128円256円
平折金150mm4個258円1032円
合計13444円
※2020年4月、コメリのネットショップで調べた値段です。

材料代!13444円です!!

ちなみにここには木材カット費用や工具レンタル、購入代金は入っていません。
純粋にテーブルの材料代です。

これを高いと思うか安いと思うかはそれぞれですが、このサイズのテーブルを買うよりは安いかなあ…

ホームセンターへ!材料をカット!

ホームセンターへ買い出しに行くときは、なるべく大きいところに行きましょう。

おなじ木材でも反りやねじれが凄いものが混じっていたりするのでたくさんの在庫から選べるほうがいいです。

ホームセンターで木材カットを依頼する方、DIYコーナーでカットして持って帰ろうと思っている方向けに、それぞれの材料をどうカットするか書いておきますね。

杉柱 90×90×3000

これはテーブルの脚になりますので高さは自由に調節していただいて構いません。

ただし、この足の長さがそのままテーブルの高さになるわけじゃないので注意しましょう。
(ここに天板の厚みが加わります)

もし理想のテーブル高さがある場合は以下の数式で計算してください。

足の長さ=欲しい高さ-24-38

何センチがいいかわからない場合は680mm程度がおすすめです。


僕は680mmにしました。(身長171cmです)

この長さにしておくと、テーブル完成後に4Uラックを置き、その上にスピーカーを設置するとちょうどよい高さになります。

これを4本用意します。

野縁松材 30×40×1985

これはテーブル天板の反り止め、支えになります。

1640mmにカットし、3本用意します。

実は結構木が余っちゃうのですが、この余った木を活用して、後でキーボードスタンドを作ったりするのもいいかなあと思います。

もっと安く、余らない材料があればどうぞそちらを使ってください。

針葉樹合板 24mm厚 910×1820

合板を買うときに注意してほしいことがあります。

星の数です!要注意です!

「こっちのほうが安いじゃーん」

と、適当な合板を買っちゃわないように気を付けてください。

必ず『F☆☆☆☆』と書いてあるものにしましょう。

この星の数はホルムアルデヒド放散量の区分を表したものです。

難しい話は抜きにしますと、シックハウス症候群にならないよう

ホルムアルデヒドがなるべく放散量の少ないものがいいので、星の数に要注意です。

24mm厚みのある合板だと実付(さねつき)のものが多いです。

パズルの出っ張りみたいなやつです。

今回は実(さね)は必要ないのでカットを依頼しておきましょう。

あっても気にならないよって方はそのままでも構いません。

切り落とした実の画像です。

2×4材 38×89×1820

これは3パターン用意します。

1本は1640mmにカット。

残り2本は910mmと730mmにカットします。

最終的には全部で5本です。

1640mmが1本
910mmが2本
730mmが2本

ちなみに、カットして出た木片は捨ててもかまいませんが、1つは残しておくことをお勧めします。

やすりをかける時のあて木に使えます。

以上がカットする材料のすべてです。
(※この写真には長い材料は写ってません!)

工具レンタル

忘れてはいけないのがこれです。

自分で持っている人は問題ありませんが、工具も何もないよって方はチェックしてくださいね。

  • インパクトドライバー
  • ビット(プラスのビットと下穴用の細いドリルビットと4mmのビット)
  • メジャー
  • さし金(曲尺)

以上は絶対必要ですのでご注意ください。

ちなみに借りられたら便利なものは

  • オービルサンダー(電動の紙やすりサンダー)

これあるとめちゃくちゃやすりがけが楽なので、もしレンタルしてたらぜひ借りましょう。

木材カットも自分でやるんだーって方はのこぎり等もお忘れなく!

しかし、角材をちゃんと直角に切るのは想像以上に難しいです。

はじめての方だと間違いなく斜めに切ります。

特に今回材料に選んだ90×90の杉柱は、割れやねじれがあると思いますので自分で直角に切るのは結構大変です。

足が斜め向きになっちゃうと残念な感じになっちゃうので、自信がなければカットしてもらうことをお勧めします。

いざ加工!組み立て!

持ち帰りましたら組み立て、加工に入ります。

最初に流れを説明します。

1、やすりかけ。材料をきれいにします。
2、ニスを塗って水に強く、また汚れにくくします。
3、足の組み立て。実際には2の塗装と並行して行います。
4、天板の補強材を取り付け
5、最終組み立て

という流れになっています。

塗装時には乾燥期間が必要ですので、作業にかかる時間は2日程度と思うのがいいでしょう。

天気が良く、なおかつ急げば1日(早朝から深夜まで)で終わるかもしれません。

1、やすりかけ

買ってきたそのままだと、柱はザラザラすぎだし、天板も同じくザラザラ、棘がすごいし刺さりそう(というか刺さります)なので、やすり掛けをします。

結構知らないうちに棘が刺さっちゃうので手袋(軍手)は必ずしておきましょう!

番手は240番でかけます。

結構ホコリが出ますので、家に作業スペースがない方はホームセンターでかけるのがいいかもしれません。

横もしっかりかけておきましょう。

この横側はテーブルになったとき手首が当たる箇所であったりします。


要注意です!

やすりがかかったかどうかは触るとわかりますのでいい感じの手触りになったら終了です。

天板以外にも棘が刺さりそうなところはちゃんとやすりをかけておきましょう。

2、天板の塗装

そのままだと合板は水分を吸うし、ホコリは引っかかってたまりやすいし、汚れは染み込むし、使いやすさという面では最悪ですので、塗装をします。

ニスであればなんでもいいと思いますが、個人的にはカンペハピオの床用ニスが伸びが良くて仕上げやすいのでおすすめです。

2液性のニスもおすすめですが、値段が高いので今回はこっち使いました。

2回塗りがおすすめです。1回塗った後、ざらつきがひどい所に400番のやすりを当てて、その上にもう1度塗ります。

もちろん、横側も塗ります。

乾燥の時間が必要なので1回塗りの後は乾くのを待ちましょう。

その間に足を組み立てます。

3、足の組み立て

ここで2×4材の910mmと730mmと、90角の柱を使います。

察しのいい方はお気づきかもしれないですが、910mmは天板の奥行きです。

ピッタリです。

この910mmを足の上側に使って足を組み立てます。

完成図はこちら。

横に倒して、T字金具を最初につけるのが作りやすいと思います。

柱の天板側から200mmの位置に2×4材の730mmを取り付けます。

この時さし金を当てて直角を確認しておきましょう。

指定寸法の位置に材料を置いたらT字金具を当てて、穴の位置にしるしをして、

しるしの位置を下穴ビットで穴をあけて38mmのビスで金具をビス止めします。

それを付けれたら裏返してL字の金物を同じように取りつけます。

そのあと足を立てて、910mmの2×4材を65mmのビスで4点止めします。

そうこうしているうちにおそらく1回塗りしたニスが乾いてると思うので、やすりをかけましょう。

乾いてなかったらコーヒーでも入れて休憩です。

4、天板の補強材を取り付け

そのまま天板を乗せてつけるだけだと、天板がぼよんぼよんしてしまうので1640mmの野縁松材を天板の裏に付けます。

完成時の裏面はこんな感じです。

足と補強がかぶってはいけないので、足をテーブル端において実際に確認してみるのがおすすめです。

数字でいうと90mmの位置です。

両端と、真ん中あたりに取り付けます。

僕の場合はより体重がかかったりするであろう手前側を強くしておきたかったので、少し真ん中からずらしています。

実際、テーブルの奥側はスピーカーや機材を乗せたらそれ以上重さかからないですし、手前は資料を山積みにしたり、曲がひねり出せなくて突っ伏したり、負担かけると思います。

この時の補強材の下穴はできれば「バカ穴」と呼ばれる、大きめの穴がおすすめです。

ビスは3.8mm径だと思うので、4mmのビットですね。

穴は30mmの面を上にして、高さが40mmになるよう穴あけをしましょう。

両端、真ん中、その間の5か所がいいかなと思います。

足の2×4材と高さがそろってないと、足と補強をつなぐT字金具を付けられません。

またこの時の下穴は大きめの穴じゃないと、ビスを打っても補強材が密着してくれません。


根性で打てないこともないですが、かなり押さえつけないと……

なので大きめの下穴「バカ穴」を補強材にあけておいてください。

下穴をあけたら30mmの面にボンドを塗って取り付けます。

ボンドを塗る面は木の反りが互い違いになるようにするのがいいです。

じゃないと補強の木の反りに合わせて天板も一緒に反ってしまうからです。

さあ!ここまで来たらもう完成したも同然です。

5、組み立て

さて、最後の段階です!

足を1640mmあけて置いて、残った2×4材で足と足をつなぎます。

下から200mmあたりがいいと思います。

後は天板を乗せて残った折金とT字プレートで止めます。

真ん中の補強はT字で、両サイドは折金で止めます。

これで完成です!!

後は自由に使いましょう!

これでテーブルは完成で、僕はラックに付けられる機材がいくつかあるので19インチラックを自作してスピーカースタンドを兼ねました。

家に合板が余ってたのでこれもDIYしましたが、ぶっちゃけサウンドハウスで買ったほうが安くてらくちんです(笑)

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CRK-4 4Uスタジオラック サウンドハウスへのリンクはこちら

ラックが不要な人はスピーカースタンドを置くといいと思います。

それと、余った木を使ってキーボードスタンドを作り、テーブル下に入れました。

この天板の高さだと、テーブル下に鍵盤を入れても普通に使えます。

ちなみにキーボードスタンドはスライドレールなどもつけず、独立させてます。

まとめと、その他メモ

足の高さですが、使用予定のスピーカースタンドの高さなども考慮してみるといいかもしれません。

僕もスピーカー台になるラックの高さ、スピーカーのツイーターの高さなどを考えてテーブルの脚の高さとバランスを取りました。

今回のラックは4Uです。めちゃちょうどいいです。

それと、ニス塗についてはテーブルクロス使うからいいや!って方はそれでもいいかもしれません。

以上、DTMデスクDIYでした!

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