賃貸でも吸音材を壁、天井に貼る方法を内装業の経験者の視点からご紹介!

吸音材、どんなDTMルームにも必要なアイテムですが、とにかく張り付けるのが難しいです。

正しい取り付けの方法は「コーキングガンを使用したコーキングでの接着」だと思います。

過去に取り付けを経験した中で断トツの接着力、安定感を誇りました。

ただしこの取り付けでは剥がすときに吸音材はほぼ間違いなくだめになるし、壁にはシリコンや千切れた吸音材が引っ付きっぱなしに。

これではハードルが高すぎて一般の家では採用が難しいです。(特に賃貸)

そんな取り付けに苦労しまくる吸音材の「賃貸でも可能な取り付け方」を「内装業経験者(壁紙等)」の視点からご紹介いたします!

とにかく貼り付け時に課題が多い!!!

めちゃめちゃ課題が多く、だれもがこの吸音材貼り付けに苦労します。。。

●賃貸だからコーキングでの貼り付けなんてもってのほか!

●壁を傷めたくないから両面テープを使ってるけど剥がれちゃう・・・

●画鋲で止めようにも破れたり千切れたりする。

●とりあえずもので挟んだり立てかけたりしてるけどだんだん反ってきた・・・

●マスキングテープを貼って、その上からコーキングをしてってめんどくさいわ!

●一生懸命マステ貼ってその上から両面テープ貼ったけどやっぱ剥がれる!!

などなど悲痛な叫びをたくさん聞いてきました・・・涙

本当に難しいですよね、両面テープは一応スポンジ用みたいなものもありますが、そもそも、マステでも長期間貼りっぱなしにしていたら剥がれてくるか、剝がすときに壁紙も一緒にとれてしまいます。

壁紙の痛みについては多くの方が頭を抱えることとなっていますが、

今回は「内装業の会社に勤めていた経験などからお勧めできる取り付け方」をご紹介いたします。

はじめに伝えておきたいこと

まず初めに伝えておかなければいけないことがあります。

それは「画鋲を使用する」ということです。

「いやいや!絶対穴開けたくないねん!」

と、思われるかもしれません。

ごめんなさい、穴はあけるしかないです!

ここからは内装業をしていた頃のお話ですが、多くの賃貸の場合、退去の時に「原状回復がどうのこうの」という話になります。

この対応は正直不動産会社によって大きく違い、必ずクロスを貼り換えるところもあれば、破れている一部をパッチワークで直すところもあれば、綺麗ならそのまんま使うところもあります。

僕は内装業をしていたのでどのくらい張り替えないことがあるのかはわかりません。張り替えの時にしか声がかからないですから。

とはいえ、やっぱり3月辺りはとても忙しかったので、基本的には張替えになるところがとても多いのではないかなあとだけ思っています。

ただ、間違いなく言えることは

「この画鋲の穴がなければ張り替えなんて絶対しないんだけどね~!」なんてことはない、ということです。

よほどあっちこっち穴だらけにしていれば話は別ですが、ほんの数か所の細い穴で張り替えなんてことはありません。

そんなものは「コーキング」と呼ばれる補修材をちょこっと塗っておしまいです。

不動産会社もそんなことで入居できない期間を作るよりは、サクッと補修してどんどん人を入れたいのです。

そしてこの「コーキング」ですがホームセンターで普通に買えるし、素人でも画鋲の穴くらいすぐ消せます。
(コーキングについては、のちほど解説いたします)

つまり、どういうことかというと・・・

画鋲の穴は気にする必要なし

そして本当に警戒すべきは「日焼け」です。壁紙は日焼けします。

白はどんどん黄色くなっていきますので、吸音材を外すとそこだけ真っ白に・・・ということもあります。

しかし、これはタンスや冷蔵庫、テレビでも同じです。

そこまで日焼けしていたら吸音材を貼っていなかったとしても張り替えは避けられなかったでしょうから、

その時はあきらめましょう。

具体的な取り付け方

ここまでで【画鋲の穴は問題がない】ということはおわかりいただけたでしょうか?

では具体的な取り付け方を順番にご紹介してまいります。

準備する道具

  • 針金
  • ボールペンや鉛筆などの細い円柱状の物
  • 穴の目立たない画鋲やフック
  • 吸音材
  • ニッパー/ラジオペンチ
  • 天井に取り付ける場合は紐(見えないようにしたい場合は釣り糸など)

準備物は以上です。

全部100円ショップで買えますね!

100円ショップで買えるのですが、一応アマゾンのリンクも貼っておきます。

まず針金です。材質によりますが太さは1.00mm~1.6mmほどあれば十分です。

こんな感じのやつです

間違っても園芸用のビニールで覆われた幅広のものは買わないでください。

色ですが、壁紙に合わせると目立ちませんので、見せたくない場合は壁紙に合わせてください。

ちなみにベージュの壁紙に白のワイヤーだとかなり目立ちます。

逆に白の壁紙にベージュのワイヤーはそれほど目立たないことが多いです。

ちなみに僕はあえて見せたくて銅(真鍮)色の針金を使っています。

穴の目立たない画びょう、というかフックです。

ちなみに僕は穴開けてもいい物件なのであえて見せたくてこれを使っていますが、さすがにこの穴をふさぐのは場合によっては難しいです。(汚れ防止などの機能の付いた硬いクロスなどでは難しいです)

正直普通の画鋲で問題ないと思いますが、心配な方は穴の目立たないものを使われるといいです。

僕自身は「ハイパーフック かけまくり~」という商品を利用したことがないので確実なことは言えませんが、付属のフックを曲げれば天井に取り付ける時にも使えそうです。(本来の使い方ではないので耐荷重に注意)

使われた方感想などいただけると嬉しいです。

吸音材はうちはSONEXのものを使用しています。本当によく吸います!

リンクはこちら

SONEX ( ソネックス ) / VLW35 8枚 61cm x 122cm 吸音材 サウンドハウスへのリンクはこちら

やっぱサウンドハウスが安いです。

僕はそのほかの吸音材を使ったことがないのでその他の吸音材についてはお答えしかねますが、この吸音材の吸音力に僕は満足してます。

最後にひもですが、僕はあえて見せたかったので麻紐を買ってきました。

まずは針金の加工

まずは針金の加工を行います。

ボールペンにぐるぐると巻き付けます。

4周か5周くらいで十分です。

巻けたらそのまま引き抜いて、もうひとつ輪っかを作ります。

こんな感じで、輪っかと輪っかが90度になるようにしてください。

で、余った端っこを少し残して切って輪っかがほどけないように巻き付け、反対側の輪っかは少し引っ張って伸ばします。

これが吸音材を吊るための金具になります。

そう、貼るのではなく「吊るす」のです。

吸音材1枚につき、この金具を2つ作って、両サイドにねじ込みます。

こんな感じです。

この状態で引っ張っても大体、針金が伸びるばかりで吸音材が千切れたりはしません。

あまり柔らかい針金を使うと吊ったときに伸びやすく、太すぎると輪っかを作りにくいので程よい硬さのものを選びましょう。

ここまで来たら後はお察しの通りです。

壁にフックや画鋲を付けて吊り下げますます。

この時に針金を縮めたり伸ばしたりしてしっかり水平になるよう見栄えもある程度整えましょう。

この金具を見せたくない方は最初の段階で輪っかを90度ではなくほぼ水平に作って寝かせましょう。

吸音材に差し込んでからだと調整が難しいので最初の段階で見えにくいように作ることをお勧めします。

しっかり輪っかを寝かして取り付け、釣り糸など見えにくい糸を活用してぎりぎりのところに画びょうを付けてく吊ってください。(結構難しいです)

ちなみに天井の場合も大体やることは同じですが、天井に綺麗につるすのはかなり難しいので、金具とフックの間に調節のための紐を入れることをお勧めします。

それと、輪っかを伸ばしすぎると貫通してしまうので「吸音材の厚み、輪っかを延ばす長さ」に気を付けてください。

うちは天井はRになっているのでこんな形です。

真横から見ると波打ってますが、下から見ると案外わかりません。

ちなみにこの紐の結び方ですが蝶々結びの派生形みたいな結び方をします。

こちらに詳しい結び方が載っていたので参考にしてみてください。

長さが調節できる とめ結びの結び方(作り方基礎)
https://nukumore.jp/articles/1202

僕は麻紐を使ったので摩擦が強く、吸音材を吊っても動きませんでしたが、紐によっては動くかもしれません。

なるべく摩擦のある紐がいいでしょう。

そして完成!

背中側のソファーの上にもこの通りです。

天井の吸音はめちゃくちゃ効果を感じると思うのでぜひとも挑戦してほしいですね!

壁の穴の補修(コーキング)

そして、最後にコーキングのお話です。

コーキングとはこんなやつです。

使い方、というほどのこともございません。

ポイントがあるとすればとにかく色を合わせることです。

色があっていれば大丈夫、穴の上にちょこっと乗せてさっと拭くだけで見事にわからなくなります。

穴が大きくなるとクロスの柄に合わせていい感じに凸凹させて塗ったりと、難易度が少し上がります。

塗ってすぐはどうしてもそこばかり見て不安になるかもしれませんが、

「3歩下がって振り返ったとき、すぐに補習したところを発見できない」くらいに穴がわからなくなっていれば十分です。

これ1本あるとうっかり壁がはがれてしまった時の接着などにも使えるのでとても便利です。

日焼けに関しては最初にお話しした通り、直せませんし、そこまで使い込んだ壁ならどうやっても張り替えになるのであきらめましょう。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

「やっぱりどうしても穴をあけることはできないわ!」

って思われた方にはお役に立てなくてすみません・・・

ちなみに補習しやすい壁は厚みがあってやわらかく、ベージュや白のでこぼこした壁紙です。

「凹凸が小さい、硬い、薄い」という特徴のある壁紙は補習跡が目立ちやすい傾向があります。

不安な方は目立たない所で補習を試してからやってみてください。

それでは!

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