ギタリストへ送る最強の一冊がこちら!
もうね、死角が見当たりません。
この本は僕が人生で初めて読んだ音楽理論の本です。
それはもう昔なもんで手元にある本は読み潰してこの有様です(笑)
背表紙は変色し、破れまで……
それでも手放せない大事な一冊です!
そんなこの本のご紹介をさせていただきます!
音楽のテストは赤点なギタリストに贈る一冊
僕の行っていた高校は音楽の授業がなかったので、受けた音楽のテストと言えば中学の頃受けた筆記テストくらいです。
そのテスト、赤点だったと記憶しています。
28/100くらいだったかなー……
テストになって初めて「なんやねん、度って。聞いたことないわ」と、なるほど授業も聞かずボーっとしていたもんですから、それはもう音楽の授業が嫌いでした……
そんな僕も中学校の中盤以降からギターに目覚め、ジャカジャカやり始めるようになりました。
しかし時すでに遅し。音楽の授業には結局ついていけず「わからなくても弾けたらいいんじゃね?」とか思っていました。
理論なくして最高の曲を作れるのは天才だけです。何を思い上がってるのやら。
この本を手にとったのは高校に入ってから。
それからはもう、目からウロコの連続でした。
最初の数ページを読んだ瞬間から、僕の高校生時代の聖書となったのでした。
この本の特徴
はじめにのページに書かれているのですが、【最新機能付き携帯電話のマニュアルなどを読むのがどうしてもめんどくさい、と思うような人向けに書かれています】とあります。
心当たりある方、このブログの文章も飛ばし読みしているそこのあなた、あなたが必要としてるのはこの本で間違いないですよ!笑
内容は会話を文字に起こしたようなスタイルで書かれており、実際にレッスンを受けているかのようです。
冗談交じりに大切な基本をわかりやすく教えてくれます。
そしてその基本がすべてギター上で考えてという前提で書かれているのですっと入ってくるのです。
この本を譜面台に立て、ギターを手に、音を出して確認しながら少しずつ理解を進めていくので理論を知らないギタリストに特化しています。
逆にギターを知らない人が手にとったら何じゃこりゃというところがあるかもしれません。
全体の流れ
この本はまず、そもそも何故音楽理論が必要なのかという内容から始まります。
この本を手に取るギタリストの殆どが、どうして必要なのかわからないけど
上手い人みんな知ってるし知ってたほうがいいのか?とか、知ってたほうが
かっこいいとか、なんとなくそんな感じだと思います。(失礼)
しかし、なぜ必要か解説されるととてもやる気が湧くのです。この本の書き方が上手なのでしょうか?
不思議です。
理論の話はまず【コード】についてから始まります。
凄まじくわかりやすいので、この時点でずっと「へー!そうだったのか!」と連発していました。
コードの構成について学んだら次は【スケール】。
ココには多めにページが割かれており、ギタリスト向けであることをより一層
強く感じます。
コードとスケールの基礎について学べるので、極端な話、途中まで理解したら
もうセッションができてしまうと言っても過言ではありません。
とっても嬉しい復習問題付き
まるで資格試験の教科書のように、各章ごとに小テストが用意されています。
ついさっき読み切った章の問題なので復習できるうえに、理解が甘かったのは
どこか確認できます。
これはとっても効率がよくて、するすると覚えられました。
至れり尽くせりとはこのことか…
最初の一歩はココから
そんなこんなで、僕も今では多少音楽理論も理解できています。
全てはこの本のお蔭でしょう。著者の宮脇さん本当にありがとうございます!
そしてこの本のおかげで、他の音楽理論の本を読めるようになりました。
やはりどの本も「多少わかるよね?」的な書き方をしてるところがあるのです。
なので他の本に手を出しても「何言ってるのかさっぱりわからん」となることが多くて、何冊か【つん読状態】でした。
けれど、この本である程度知識を得た状態で読むと「あのことかー」と思い返したりしながら理解することができたのです。
この本は間違いなく、
赤点ギタリストが挽回するための最強の音楽理論教本です!
しつこいようですが改めて。
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是非どうぞ!!
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