低予算でDTM/ボカロ曲を作るのにオススメなアイテム

Electrical equipment for music recording and computer monitor with sound mixing tracks on workplace of deejay or modern musician in studio

最近はDTMの認知、人気ともに高まっているようで、DTMを教えることが増えてきました。

そして、誰もが口をそろえておっしゃるのがこれです。

何を買ったらいいのかわかりません!

そうですよね。情報があまりにも多いですから、何から手を付ければいいのかさっぱりだと思います。

何を買うのかはぶっちゃけ予算次第

ホントの話、何を買えばいいかって予算によって変わります

予算が本当にないんです!と言われたらそれに見合ったアイテムをご紹介しますし、予算が100万円あります!って言われたらきっちり使い切ってみせます!(笑)

「逆に最低いくら用意すればプロみたいな曲を作れますか!?」って聞かれたらそれが一番答えに困ります。

やりたいジャンルや音楽経験に応じて道具は変わります。

そのうえその人の能力で必要な道具も違います・・・

さらに言うなら、お金かければプロみたいな曲が作れるということでもないので・・・

いきなり大金をかける必要はないと僕は思っています。

まずは低予算で初めて、次に買い替えるときに高い物を買うといいです。

やってみて自分の制作スタイルが定まってきた段階で機材を選ぶのが一番無駄がないです。

今回は低予算の方向けのDTM機材を紹介します!

今回のテーマはこちら

もしも僕がすべてを失って、超最低限の環境を1から整えるなら

まずはDAWソフトとインターフェイスのチョイス

まず最も大事なのがDAWソフトとインターフェイスです。

これなしには何も始まりません。

前提として、パソコンはWindowsがあることとします。

DAWソフトのおすすめはCUBASE、購入方法でお得になります!

Macだと話は変わってくるかもしれませんが、DAWソフトはCUBASE一択です。

一番の理由は使い慣れているからです。

今回のテーマは「 もしも僕がすべてを失って、超最低限の環境を1から整えるなら 」ですからね!

なので好きなDAWや気になるDAWがあるならそれでもいいと思います。

とはいえ、慣れているからという理由を抜きにしても操作方法などの情報量も多く、多くのDTMerのスタンダードなのでこれから始める人にもおすすめです。

わからないことはちょっと調べたら何とでもなります。

CUBASEにもグレードがいくつかありますが、低予算で構築するならこれです。

STEINBERG
Cubase Elements 11

サウンドハウスへのリンクはこちら STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Elements 11 DAWソフトウェア

有料版の3つのグレードのうち一番低いグレードのものです。

ソフトは資金に余裕ができたり、使用感に不満が出てからでも差額を支払って上位のグレードにアップグレードできます。

予算がない場合は上位グレードを買う必要はありません。

インターフェイス等に付属するAIという無料版からもアップグレードが可能です!
後述するインターフェイスをご採用の予定の方はこのソフトは購入せず、無料版からアップグレードしましょう!
そのほうがお得です!アップグレードは公式ページから!

逆に予算があるなら上位グレードをお勧めします。

そのソフトを買うだけで良質な音源(パソコン上で動かすシンセサイザーなど)が付属しますので、プロっぽい音に一気に近づきます!

オーディオインターフェイスはCUBASE AIが付属しているもの

先ほど紹介したように、無料版のCUBASE AIからのアップグレードがお得なので、オーディオインターフェイスはそれが付属しているものを選びます。

オーディオインターフェイスとは?
入出力される音声信号、音声データのほかにもMIDIといわれる信号など
DTMにかかわる多くのデータのやり取りを中継してくれる装置のことです。

今回はとにかく安くしたいので購入するのならばこちら。

サウンドハウスへのリンクはこちら STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR12 USBオーディオインターフェイス

ちなみにこのオーディオインターフェイスには先ほど一瞬出てきた『MIDI』という信号を取り扱う機能はありませんが心配ありません。

MIDIキーボートやマイクなどの入力機器

オーディオインターフェイスとDAWソフトさえあれば作曲を始めることは可能です。

しかし、マウスのみで打ち込みをしていくのはなかなか効率も悪く、疲れます。

MIDIキーボードと呼ばれる、入力装置を購入しましょう

また音声データ、特に歌を録音する場合はマイクが必要です。

オススメのMIDIキーボード

個人的にオススメは、Native Instruments の KOMPLETE KONTROL M32 です。

サウンドハウスへのリンクはこちら Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE KONTROL M32

国内外を問わず数多くのプロが利用するNative Instruments社のシンセサイザーやサンプル素材、プラグイン(エフェクト)などが付属する実用性抜群のMIDIキーボードです。

値段だけでいえば5~6000円のものもあるのですが、付属するものがその差額では手に入らないお得なアイテムです。

僕ならこれを買います。

マイク選び

これは用途によって使い分ける感じになるのですが、もしもボーカルを録音してミックスして使うなら、歌ってみたなどのようなことをするのであれば少し良いマイクがあったほうが助かるでしょうし、仮歌やメモ用であれば安いものでいいでしょう。

オススメのマイクは各方面で多くの情報が飛び交っていますが、僕のおすすめはこちら。

サウンドハウスのリンクはこちらSHURE ( シュアー ) / BETA58A ダイナミック マイクロフォン

仮歌用ならこのマイクです。

サウンドハウスのリンクはこちら BEHRINGER ( ベリンガー ) / Ultravoice XM8500 ダイナミックマイク

コンデンサーマイクじゃなくていいの?

はい、コンデンサーはお勧めしません!

録音に扱いなれてないうちは断然ダイナミックがいいです。反響音やノイズなど、多くの対策が必要になります。

それと安いコンデンサーマイクでとれる音は聞いてみた感じはきれいにとれているようで、ミックスの段階になると音のしょぼさが目立ちます。

上手に混ざらない変な音素材になってしまうことが多いです。

また、どんなマイクにおいても発生する「近接効果」が顕著なので、マイクとの距離で音をコントロールするなど、マイクの扱いを覚えていくにもダイナミックがおすすめです。

スピーカーやヘッドフォン

音を出せる環境であればYAMAHAのモニタースピーカーを買います。

YAMAHAのHS5のレビューはこちら

音を出せないようであればモニターヘッドフォン、YAMAHA HPH-MT8がおすすめです!

まとめ

ということで、購入はソフト以外を先に買いましょう。

購入後に、オーディオインターフェイスの接続(ドライバーのインストールなど)、CUBASE AIのインストール(STEINBERGアカウントの作成等)などを終わらせたのち、CUBASEをSTEINBERGの公式サイトよりアップデート。

Native Instruments の音源等をインストールして完了です。

ボカロ曲を作りたい方はボーカロイド音源を購入するのをお忘れなく!

以上のアイテムで合計の費用が5~6万ほどになるかと思います。

DTMを始めておうち時間を充実させていきましょう!