自分に合うラケット、ガット、セッティングの判断基準

こんにちは!

今日は自分にあったラケット、ガット、セッティングとは、それをどう判断すればいいのか。って言うタイトルで参ります。

ある程度テニスをしてきた方なら自分に合うラケットは、「フィーリングがあう」「打ちやすい」なんて一言で片付けられます。

ほかにもバランスやウェイトなどのこだわりもあるかもしれません。

しかし、ラケット選びに迷走し始めるとそれがわからなくなったり、「このラケットを意地でも使いたい」ってなるとうまく合うものを見落としたりします。

これはそういう迷子になった方への記事です。

(自分の備忘録を兼ねて)

今回はあえてスペック以外の角度から自分に合うラケットの判断基準を考えていきます!

1、球出しがしやすいか

  • 球出しが思ったところにコントロールできる。
  • ミスがない。
  • 変な力みもなくスムーズに球が出せる。
  • 高低差、長短のコントロールができる。

球出しが上記のようにスムーズに行えるラケットは高確率であなたにあっています。

面の使い方がある程度できていないと球出しもままならないので、初心者の方には参考にならないかも知れませんが、経験上球出しができるラケットはとても合います。

これは予想ですが、球出しがうまくいくというのはあの距離に打とう」と考えた時に「このくらいの力かな」となんとなく打ってみたらぴったり合った、ということです。

本来ならば予測と結果の違いを修正してすり合わせてラケットに慣れていくのですが、合わないラケットはこれがことごとくうまくいかないのです。

合わせようとしても全く見当違いな結果になる。

しかし球出しがうまくいくラケットは初めからそのすり合わせがあまり必要ありません。

失敗してもすぐにうまく修正でき、それは球出し以外になっても同じだと思います。

ラリーになると相手や自分のコンディション、レベルによって判断が難しくなることもあります。

常にニュートラルに近い状態で行える球出しで判断するのが僕の中では定番です。

2、ストロークよりもサーブが上手くいくことを重視する

ストロークでめちゃくちゃいいボールが打てるけど、サーブが安定しない。

少しハードなラケットに挑戦した時や、今までハード目なラケットを使っていて反発力があるラケットに変えた時によくある感覚ですね。

少しハードなラケットで、ストロークはフラットドライブでドッカンドッカン打てて気持ちいいんだけどサーブが入らないラケットは、どっちかというと合っていないと僕は考えています。

同じようにストロークは弾いてくれて楽に深く打てるけどサーブは伸びすぎるラケットも、イマイチかなあと思います。こちらはハードなラケットの時よりは「幾分か合っている寄り」のラケットだと思いますが、慣れに時間が必要だと思います。

なぜストロークよりサーブを重視するのかは、簡単です。

サーブが良ければ試合に有利です。

逆にサーブが安定しないというのは始まる前から圧倒的不利なのです。

それを覆すには余程のリターン能力が必要ですが、その能力が発揮できるかは相手のサーブのレベルに依存しています

何より、練習していてダブルフォルトを連発するのって相手にも悪い気がするし、楽しくないです(笑)

3、打感に執着しない

ここは賛否両論だと思いますので、こんな話もあったなあくらいでみてもらえたらと思います。

今現在、マンティスprowilsonクラッシュ等のしなるタイプのラケットを使っていて、昔からしなるラケットが好きでした。

しかし、ここ数年で今のラケットくらい良かったラケットは何かと聞かれたらプリンスのtour 100t-XRです。

こんなオレンジのラケットです。

このラケットは今使っているものに比べたらはるかに硬いです。

初めて打った瞬間はあまりの硬さに買ったのを後悔しました。

しかし、これがまたすごく扱いやすかったのです。

コントロール面でも安定感でも抜群でした。

これをきっかけに、打感も確かに大事だけれど、飛んでいくボールが良ければなんでもいいなと思うようになりました。

硬いとコントロールできないとか、やわらかいと飛ばないというのは一般論ですが、フレームが薄くて硬いラケットは飛ばないですし、分厚くてやわらかいクラッシュなんかはそれなりに飛びますし、硬い、やわらかいでラケットを判断するのは難しいのが現状であると思います。

まとめ

以上の3点が僕のラケット選びの基準です。

自分に今のラケットがあっているのかどうか、考える際に参考にしていただけたら幸いです。